アメリカ軍はイエメンの武装組織フーシ派が支配する港を空爆しました。地元メディアによりますと、この攻撃でこれまでに80人が死亡したということです。

アメリカ軍は17日、イエメン西部・ラスイサの港を空爆したと発表しました。地元メディアはこれまでに80人が死亡し、150人がけがをしたと伝えています。

アメリカ軍は空爆について、この港がイランからフーシ派への燃料供給に使われているとしたうえで、「フーシ派の経済的基盤を弱体化させること」が目的だったと説明。

一方で、「平和に暮らすことを望むイエメンの人々を傷つける意図はなかった」としています。

トランプ大統領は3月に、紅海などで商船への攻撃を続けるフーシ派への報復として、「強力な軍事行動」の開始を軍に命じていました。