山口県下松市の下松市栽培漁業センターは18日、猛暑による大量死で停止していた「笠戸ひらめ」の出荷を、5月7日から再開すると発表しました。
]下松市栽培漁業センターでは去年、養殖していたヒラメ約6000匹が死んでいるのが見つかりました。ヒラメを入れていた水槽の水は海水を引いていて、猛暑による水温の上昇が原因とみられています。出荷量は例年の3分の1以下となり、センターでは、去年の秋ごろから笠戸ひらめの出荷を停止していました。
当初は今年夏ごろの再開を予定していましたが、新たに入れたヒラメが順調に成長したため、5月7日から出荷を再開することにしたということです。現在、約2万2000匹が養殖されていて、成育したものから市内の飲食店などに出荷されます。
センターでは5月3日、「笠戸ひらめ復活祭」を行う予定です。