去年、夏ごろに“コメ騒動”が始まって以来初めて、業者間でのコメの取引価格が下がりました。備蓄米の放出による効果とみられています。
農林水産省が発表したコメ取引の代表的な指標である「相対取引価格」で、2024年産の3月の価格は、全銘柄平均で玄米60キログラムあたり2万5876円でした。
去年の同じ時期と比べ、1万円以上高いものの、備蓄米の取引が含まれたことから、24年産に限ると去年の9月以来、初めての下落です。
ただ、スーパーでの平均価格は14週連続で値上がりしています。
農水省は来週、備蓄米の3回目の入札を行ったうえで、本格的に新米が出回る前の7月まで毎月放出を続ける方針で、消費者が支払う価格がどこまで下がるかが焦点です。
注目の記事
「やっと技術が認められた」従業員約70人の町工場が開発 量産可能な最高水準の緩み止め性能のボルト 【苦節21年の道のり 開発編】

“ポンコツ一家”で過ごした5年間 認知症の母と一発屋芸人 にしおかすみこさんが語る「ダメと言わない」介護【前編】

「下請け」は"NGワード" 法改正で消える暗黙の上下関係 フリーランスも保護【2026年から変わること】

パンや味噌汁でもアルコールを検知してしまう?飲酒してなくても摘発されてしまうのか 警察に聞いてみた

【実録・詐欺犯VS警察官】 詐欺電話を受けたのは“本物の警察官”「信号検査・逮捕令状・強制捜査」次々に出る専門用語…人々が騙される巧妙な手口を公開

3年で20本が切断…台湾「海底ケーブル」が直面する脅威と中国の影 最前線・沿岸警備隊パトロールに日本メディア初密着【後編】









