海上自衛隊は訓練中のヘリコプター2機が墜落し、乗員全員が死亡した事故で、海底から引き揚げた機体の内部などから見つかった複数の遺体について、6人の身元が特定されたと発表しました。

6人はいずれも、事故当時、ヘリコプターに乗っていた隊員だと特定したということです。

この事故は去年4月、伊豆諸島沖で夜間に行われた訓練中に海上自衛隊のヘリコプター2機が衝突し、墜落したもので、当時、見つかった隊員1人の死亡が確認されていました。

海上自衛隊は先月、およそ5500メートルの海底に沈んだままになっていた機体を引き揚げ、外部の専門機関で遺体などのDNA鑑定を行い、今月15日までに身元が判明したということです。