今月5日に廃止された東京高速道路、通称「KK線」が、ニューヨークにある空中庭園をイメージした空間に整備されるのを前に、きょう、セレモニーが行われました。

「KK線」は東京・銀座エリアを走る長さおよそ2キロの自動車専用道路で、1966年に開通しましたが、老朽化などに伴い、今月5日に廃止されました。

東京高速道路と都は、このスペースを歩行者が自由に行き来できる空間に整備する計画を進めていて、きょう行われたセレモニーでは昔のKK線を彷彿とさせる様々なクラシックカーが登場しました。

東京都 小池百合子 知事
「これからKK線は車のための場所から人がわくわくする、そんな場所へと生まれ変わってまいります」

都によりますと、今後はニューヨーク・マンハッタンにある高架の跡地を再開発した空中庭園「ハイライン」をイメージし、2030年代から2040年代にすべての区間の整備の完了を目指しているということです。