山口市の観光のシンボルにもなっている国宝・瑠璃光寺五重塔。おととしから改修工事が始まり、鉄骨の足場に囲われて見えなくなっていました。屋根のふき替え作業が終わり、徐々に姿が見えてきました。
山口市の国宝・瑠璃光寺五重塔。檜皮葺の屋根の全面ふき替え作業が終わり、徐々にその姿を見ることができるようになりました。瑠璃光寺五重塔はおととしから始まった改修工事のため、長い間鉄骨の足場に囲われていました。
石川県から観光に来た家族
「見に来たんですけど、なんか囲われてて、あれって感じで。国宝は見てみたかったけど、見られなかったのがちょっと残念」
屋根の全面ふき替えは約70年ぶり。ふき替えが終わり、今月14日から足場の撤去作業が始まりました。18日は市内外から多くの人が訪れ、写真を撮る姿などが見られました。
訪れた人
「県民としても誇らしいというかそれが一番ですね。全国から観光客がたくさん来てくれたらいいと思います」
室町時代の1442年ごろに建てられ、記録が残る範囲でこれまでに19回もの改修工事を繰り返しながら、美しい姿を残し続けている瑠璃光寺五重塔。市によりますと、ゴールデンウィークまでには足場の撤去作業を終え、全貌を見ることができるということです。