大規模山林火災で被害を受けた岩手県大船渡市の復興支援に向けた取り組みです。
JR東日本の新幹線などの列車を活用した大口荷物の定期輸送サービスが始まり、大船渡市の特産品が首都圏に運ばれました。

JR東日本は新幹線などの列車を活用して荷物を運ぶサービス「はこビュン」の大口荷物の定期運行を18日始めました。

このサービスは物流業界が抱える人手不足などの解消につなげようと、東京駅と新青森駅の間で東北新幹線の旅客用の車両2両を使用し、毎週金曜日に1便が定期運行されます。

18日は大口輸送の第1便として、かもめの玉子や乾燥ワカメなど大船渡市の特産品が入った段ボール60箱が新幹線に積み込まれました。
これは山林火災で大きな被害を受けた大船渡市と連携し、特産品を販売することで復興支援につなげようと企画されたものです。

(JR東日本 盛岡新幹線運輸区 伊藤雅元区長)
「大船渡は魅力あるものがいっぱいありますので、今回の企画にとどまらず、さまざま形を変えながら大船渡の支援をしてまいりたい」

駅員に見守られながら運ばれた大船渡市の特産品は、東京駅や上野駅などの売店や物産展で販売されるということです。