ウクライナのゼレンスキー大統領は「中国がロシアに武器を供給しているとの情報を得た」と述べたうえで、ロシア領内での武器の製造についても、近く、詳細を明らかにする方針を示しました。

ゼレンスキー大統領は17日、記者会見で「中国がロシアに武器を供給しているとの情報をついに入手した」としたうえで、「中国の代表者がロシア領内で武器の製造に関与している情報もある。詳細は来週に明らかにする」と述べました。

情報機関がもたらした内容だとし、中国側はロシアに火薬などを提供していると指摘しています。

ウクライナ政府は、多数の中国人兵士がロシア軍に加わっていると主張していて、捕虜となった中国人兵士2人による記者会見を行ったばかりです。

一方、中国はこれまで「紛争当事国に武器を提供したことはない」などと、ロシアへの軍事支援を否定しています。