初夏の陽気の中、高知県四万十市では園児たちがタマネギの収穫や田植えを体験し、土に触れながら農業を学びました。
四万十市不破の農地にやってきたのは中村幼稚園の年長組の園児、37人です。様々な業種のメンバーで設立した「四万十市まちづくりグループりん」が企画した農業体験で休耕地を活用して食育などについて学んでもらおうという狙いです。

園児たちは合わせて1500玉ほどあるタマネギの収穫を体験しました。茎を引き抜くと大玉が現れます。

(園児)
「大きい!」
「楽しかった!」

この後、6月中旬ごろに小ぶりな花を咲かせる切り花用ヒマワリの種をまきました。そして最後は田植えに挑戦です。園児たちは泥に足を取られて悪戦苦闘しながら稲の苗を植えていきました。

(園児)
「楽しかったです。手はドロドロです」

園児たちが植えた稲は8月中旬ごろに実り、園児たち自身が収穫する予定です。