17日午後、鳥取市の鳥取砂丘で男子高校生が体調不良で救急搬送されましたが、熱中症だったことが分かりました。軽症だということです。

消防などによりますと17日午後0時20分ごろ、鳥取砂丘で「10代男性が砂丘で呼吸が苦しくなっている」と119番通報がありました。

体調不良となったのは、遠足で砂丘を訪れていた男子高校生で砂丘をパトロールしていた職員が見つけました。

男子高校生は高さがおよそ47メートルある「馬の背」と呼ばれる丘に登り、そこから一度海の方に降りてから再び「馬の背」に登ったところで気分が悪くなったということで、意識はあり呼び掛けにうなずくことはできていましたが、会話は難しい状況だったということです。

男子高校生は熱中症で市内の病院に救急搬送されましたが、軽症だということです。

17日の山陰地方は気温が上がり、鳥取では午後、今年最高気温となる27.7度を記録しました。