東京電力は16日、福島第一原発の6号機で使用済み燃料の取り出し作業が完了したと発表しました。

福島第一原発6号機の使用済み燃料プールには、1456体の使用済み燃料が残っていて、おととし8月から取り出しが行われていました。東京電力は16日、すべての使用済み燃料を共用プールに輸送し、取り出し作業が完了したと発表しました。

使用済み燃料の取り出しを終えたのは、3号機、4号機に続き3基目です。

東電は今後、残る1号機、2号機、それに5号機からの取り出しを進め、2031年までにすべての燃料を取り出す計画です。