国の特別天然記念物、イリオモテヤマネコが新種と公表されてから今年で60年の節目となるのにあわせて、その生態を知ってもらおうという企画展が開かれています。イリオモテヤマネコが新種として公表されたのは60年前の1965年4月15日で、竹富町はこの日を「イリオモテヤマネコの日」と定めています。
これにあわせて、環境省と、ヤマネコの保護に取り組むNPO法人が石垣島と西表島の2つの会場で企画展を開いていて、このうち石垣港離島ターミナルでは西表島在住の写真家、村田行さんが撮影した写真15点が展示されています。
▼群馬からの観光客「ヒョウみたいだね。かわいいけど野性味溢れているような、飼い猫とはちょっと違う感じ」
▼写真家・村田行さん「(当時は)開発を全部止めるのではなくて、一部生息地を守ってもらいたいなということで撮ったのがきっかけですね」「(交通事故死が多いため)スピードを守るルールをなんとかしてもらいたいと思います」
このこの企画展は、今月末まで開かれています。