香港の郵便当局は、アメリカ向けの郵便物の引き受けを停止すると発表しました。アメリカ側が小包に対する関税免除措置を来月2日から廃止することを受けての対抗措置です。

香港郵便当局によりますと、船便についてはきょうから、航空便については今月27日から、アメリカ向けの郵便物の引き受けを停止するということです。書類のみの場合は影響を受けないとしています。

当局は「アメリカのいじめ行為は理不尽で、関税を濫用している」と批判していて、郵便物の引き受け停止で、対抗措置を取った形です。