探していた1冊が見つかるかもしれません。さまざまなジャンルの古書を一堂に集めた古本市が岡山市北区の“岡ビル”で始まりました。

昭和の文豪・三島由紀夫のデビュー作「花ざかりの森」に、手塚治虫の人気作「火の鳥」の最初の単行本など、貴重な書籍も並ぶ岡ビル古本市です。去年まで、岡山シンフォニービルで開かれていた「古本まつり」が、ビルの改装工事のため休止となったことから、古本に触れられる機会を残そうと、岡ビル内に店舗を構える「よつば文庫」が企画。県内の4つの書店から、年代やジャンルの様々な約1万5千冊が集められています。

(一博堂書店 木下一秀さん)
「専門書から絵本までいろんなものを取り揃えています。見るだけでも構わないので、手に取って楽しんでもらえたら」

「岡ビル古本市」は今月19日まで開かれています。

企画した「よつば文庫」によりますと、この古本市は、今後も毎月、“岡ビル”内で実施していく予定だということです。