春の味覚がお目見えです。石川県内産のタケノコの約9割の生産量を占める金沢市で、16日出荷が始まりました。
雪の下でじっくりと育ちみずみずしい甘みが特徴の金沢のタケノコ。16日、金沢市野田町の集荷場に生産者が続々とたけのこを運び込みました。

今年の初出荷は、雪や寒さの影響もあり、去年よりも6日遅れとなりました。今年は収穫量が少なくなる裏年で、JA金沢市の筍部会は出荷の目標を同じく裏年だったおととしを40トン上回る160トンとしています。
JA金沢市・筍部会 山下冷治部会長
「まだ数も少ないですけど、初出荷を迎えて嬉しく思っている。食感だとか風味だとかを楽しんでいただければと思う」
金沢市のタケノコは、17日の昼頃に県内の店頭に並ぶ予定で、タケノコの出荷は今月末からゴールデンウィーク頃にピークを迎え来月10日ごろまで続く予定です。