宮崎市は排水機場の修繕業務で、業者が新品に交換すべき機器を交換せずに業務を完了させたと偽る不正行為があったと発表しました。
宮崎市によりますと、不正行為があったのは、荏原製作所九州支社が2023年度に受注した4つの排水機場での5件の修繕業務です。
宮崎市によりますと、荏原製作所九州支社は新品に交換すべき機器を交換せずに、それまで使っていた機器を新品と偽って業務を完了させていたということです。
契約金額は、5件で2000万円余りとなっています。
荏原製作所の内部監査で不正が発覚し、先月、宮崎市に報告がありました。
荏原製作所は、5件のうち3件について完成検査後、宮崎市の許可を得ずに新品に交換していて、残りの2件については、今年8月下旬に新品に交換する予定だということです。
荏原製作所は「事態を重く受け止め、今後このようなことが起こらないよう再発防止を講じてまいります」とコメントしています。
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