■フィギュアスケートGPシリーズ第1戦・スケートアメリカ(23日:日本時間24日)

フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズの第1戦、スケートアメリカで女子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位の坂本花織(22・シスメックス)が、フリーも1位の145.89点で初優勝を果たした。ショートプログラム(SP)の71・72点を加え、合計217.61点だった。 

最終12番滑走となった坂本は、冒頭のダブルアクセル(2回転半)、さらに3回転ルッツ、3回転サルコウを危なげなく着氷。中盤、3回転フリップ-3回転トーループのコンビネーションを成功させると波に乗り、終盤のダブルアクセルと3回転のコンビネーションは着氷するも、GOE(出来栄え点)が-0.91と減点となったが、ジャンプは全て転倒することなく降りた。

キスアンドクライで今季ベストの145.89点が出ると坂本は驚いた様子で、2位のアメリカの15歳イザボー・レビトに10.95点の差をつけての優勝を決めた。

坂本は今年2月北京五輪で銅メダル、3月の世界選手権で初優勝。GPシリーズは20年、21年とNHK杯で連覇(20年は非公認大会)を達成したが、スケートアメリカは17年、18年で2位が最高。NHK杯以外で、海外開催でのGPシリーズは初制覇となった。

大会は次週以降、第2戦カナダ、第3戦フランス、第4戦イギリス、第5戦日本(NHK杯)、第6戦フィンランドと続き、全6戦を終えて成績上位6名が、12月のGPファイナル(イタリア・トリノ)で頂点を争う。坂本の次戦は第5戦のNHK杯。

シニア2年目でSP8位の松生理乃(18・中京大中京高)はフリーを棄権した。