2024年開校した釜石市国際外語大学校で15日入学式が行われ、大地震が発生したミャンマーからの留学生を含む22人が入学しました。

釜石市国際外語大学校に入学したのは、外語観光学科と日本語学科の2学科合わせて22人で、このうち日本語学科にはネパールとミャンマーから訪れた18歳から29歳までの留学生19人が入学しました。
そして留学生を代表してミャンマー出身のタン・タン・ソーさんが決意を述べました。

(タン・タン・ソーさん)
「釜石の人はとてもやさしいです。道で会ったとき私があいさつをしたらいつも優しい顔であいさつを返してくれます。私たちは2年間日本語の勉強を頑張ります。私たち留学生をどうぞよろしくお願いします」

タンさんは、ミャンマー南部のヤンゴン出身で、被害の大きかった中部からは離れていて家族や友人は無事でしたが、「とても心配です」と話し被災地を気遣っていました。


留学生たちは16日から2024年10月に入学した2年生とともに日本語を学びます。

学校によりますと、ほとんどの留学生が日本での就職を希望しているということです。