ロシアとの停戦後にヨーロッパなどの有志国がウクライナに部隊を派遣する構想について、アメリカ・トランプ政権の担当特使が、ウクライナを南北に流れるドニプロ川の西側に部隊を展開させる案を示しました。
これは、トランプ政権のケロッグ・ウクライナ担当特使が11日に公開されたイギリス「タイムズ紙」のインタビューで語ったものです。
ケロッグ氏は、停戦後のウクライナの安全保障体制について、▼ウクライナを南北に流れるドニプロ川の西側にイギリス・フランスが主導する有志国による部隊が展開し、▼ウクライナ東部や南部クリミア半島などロシアが実効支配する地域にはロシア軍がとどまる案を示しました。
また、現在の前線付近には「非武装地帯」を設けて、ロシアとウクライナ軍の衝突を回避するとしています。
ケロッグ氏は、有志国部隊が駐留する案について「ロシアにとって全く挑発的なものではない」と主張したほか、アメリカが地上部隊を派遣する考えはないと強調しました。
また、タイムズ紙は停戦後のウクライナの状況について、ケロッグ氏がアメリカ・イギリス・フランスとソ連が分割統治した「第2次大戦後のドイツ・ベルリン」になぞらえたと報じています。
これについてケロッグ氏はSNSで不正確だと指摘し、有志国部隊の責任地域について述べたもので、「ウクライナの分割についての言及ではない」と主張しました。
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