宮古島市は有効期限が切れた肺炎球菌ワクチンを市内に住む高齢者4人に誤って接種したと発表し謝罪しました。宮古島市によりますと、有効期限が切れた肺炎球菌ワクチンの接種を受けたのは市内に住む70代から80代の男女4人です。
有効期限は28か月でしたが、4人に接種したものは長いもので16日、短いもので4日期限が過ぎていたとして市が謝罪しました。これまで接種を受けた4人に異常は確認されていないということですが市は今後も医療機関と連携して健康状態を観察していくとしています。
また、今回の誤った接種は医療機関の管理体制や使用期限の確認不足が原因だとして全ての医療機関に対して接種手順の徹底を指導し再発防止に向けて取り組むということです。