フジテレビの親会社の経営体制をめぐり、大株主の投資ファンドが新たな取締役に金融大手SBIの北尾社長を提案する方向で調整していることが分かりました。
一連の問題をめぐって、フジテレビの親会社「フジ・メディア・ホールディングス」の大株主で、投資ファンドの「ダルトン・インベストメンツ」はフジの経営体制について、清水社長など5人が取締役として残ることを強く批判しています。
こうしたなか、ダルトンはフジの新たな取締役に金融大手SBIの北尾吉孝社長を提案する方向で調整していることが関係者への取材で分かりました。週内にも発表する方向です。
北尾氏は20年前に、堀江貴文氏率いるライブドアとフジテレビが争った際、フジ側を助けた経緯がありますが、一連の問題を受けて自身のSNSで「やるべきではなかった」と投稿したほか、メディア業界への関心を示しています。
フジの株式をめぐっては、旧村上ファンドの村上世彰氏の長女・野村絢氏らが11.8%を保有するなど、6月の株主総会に向けて“物言う株主”からの圧力が強まっています。
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