宮古港に今年度第一号となる大型客船が初寄港しました。ふ頭では市長や子どもたちが出迎えて、セレモニーが行われ観光客たちを歓迎しました。

あいにくの雨の中でしたが、宮古港の藤原ふ頭に優雅な姿を見せたのは、全長252メートル、総トン数7万1304トン、乗客定員2700人のイタリア船舶「アイーダ・ステラ」です。

2日に横浜を出港し、16日間をかけて日本列島を西回りで巡るツアーで、途中、韓国・釜山に立ち寄り、函館を経て宮古に寄港したものです。ドイツ人が中心の乗客は降りしきる雨と強い風の中降り立つと、足早に近隣の観光地へのツアーバスに乗り込んでいました。

(ドイツ人観光客)
「ドイツから来て、宮古以外天気よかったのに」
歓迎セレモニーで、宮古市の山本正徳市長は、「心から歓迎します」とドイツ語で挨拶し、市内の幼稚園児が船長らに花束を贈っていました。
客船「アイーダ・ステラ」は14日午後8時に宮古を出港し、17日に東京に戻ります。
宮古港には14日を含めて今年度15回の客船寄港が予定されています。