花見や紅葉狩りなど四季折々の風情を感じ取れる年中行事をテーマにした企画展が岡山市北区の林原美術館で始まりました。

岡山藩主池田家に伝わる宮中行事の絵巻や屏風絵など、四季折々の風情を楽しめる展示品が会場に彩りを添えています。

きょう(12日)から始まった「祭日日和(さいじつびより)-暮らしを彩る年中行事」では、江戸から明治の作品など約50点が展示されています。

藩主が教養やたしなみとして親しんでいた「蹴鞠(けまり)」。

鞠を蹴る専用の靴にはサクラの模様が描かれ、季節と密接につながった、高貴な人々の暮らしを垣間みることができます。

(学芸員)「日本のすごく美しい風景も行事の欠かせないところでありますので、いっしょにご覧いただけたらなと思います。

企画展は、林原美術館で6月15日まで開かれています。