台湾本島と離島を結ぶ海底ケーブルを損傷させたとして、貨物船の中国人船長が台湾当局に起訴されました。

今年2月、台湾本島と台湾が実効支配する西部の離島を結ぶ海底ケーブルが損傷し、台湾の沿岸警備を担当する「海巡署」が現場付近の海上で停泊していた貨物船を拿捕しました。

貨物船はトーゴ籍でしたが、乗組員8人全員が中国人で、台南地検は船員の事情聴取を行い、11日、船長の男を起訴したと発表しました。

他の7人については嫌疑不十分で不起訴とし、強制送還するということです。