アメリカのルビオ国務長官は、イランとの間で行われる核開発をめぐる対話について、「直接協議」の形式で実施すると明らかにしました。

アメリカ ルビオ国務長官
「土曜日に、ウィットコフ特使とイランのトップレベルの指導者との直接協議が行われる」

ルビオ国務長官は10日、トランプ政権の閣議でこのように話し、イランとの対話が「平和につながることを希望する」と進展に期待を示しました。

オマーンで行われる今回の対話について、イラン側は仲介役を挟んだ「間接協議」になるとしています。

トランプ大統領はイラン側が交渉に応じなければ「軍事的な対応」が行われると警告していて、アメリカ政府は「今回の対話でイランの本気度を見極める」としています。