■マスターズ2025 1日目(日本時間10~11日、米・ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC 7555ヤード・パー72)

米男子ゴルフのメジャー今季初戦「マスターズ」が開幕した。2021年以来2度目の優勝を目指す松山英樹(33、LEXUS)は前半9ホールを終えて、2バーディー、ノーボギーの2アンダー、暫定6位タイで後半へ入った。

松山は、今季の開幕戦「ザ・セントリー」で優勝。しかし、直近の出場2試合は連続で予選落ち。9日に「いい流れではないですけど、それでも悪いゴルフをしているわけではない」と話し、「チャンスはあるんじゃないか」と意気込みを語った。

12年連続14回目の出場となった松山は序盤、大きなミスショットもなく、着実にパーを重ねていき、6番まで連続でパーをセーブ。迎えた7番パー4、松山のティーショットは、左の木に当たってしまう。それでも、残り188ヤードの2打目でグリーンを捉えると、3mのパットを沈め、この日初めてのバーディを奪う。

続く8番では、ティーショットを右のバンカーに入れてしまう。深いバンカーからの2打目は出してフェアウェイに戻す。残り90ヤードの第3打でグリーンに乗せ、距離のあるパットを沈めて連続バーディで2アンダーとした。

連覇を目指す昨年の王者、スコッティ・シェフラー(28、アメリカ)は、4バーディ、ノーボギーの4アンダーの暫定2位でホールアウト。暫定トップは、リオオリンピック™の金メダリスト、ジャスティン・ローズ(44、イングランド)。12番を終えてボギーなしの6バーディをマークしている。