中部空港から韓国・ソウルに近い金浦空港へ。日本のLCC「ピーチ」の新路線がスタートです。
きょう就航したピーチ・アビエーションの新路線。中部空港と韓国の金浦空港を1日1往復、週7便のフライトです。目的地の金浦空港は仁川空港よりもソウル市街地に近いのが特徴で、初日の出発便には180人が搭乗しました。

(観光客(30代))
「(韓国には)年2回くらい行く。肌にレーザーを当てる。そのために行っている。(金浦空港は)中心地に行くのに、30分以上短く済むので便利だと思う」
(ビジネス客(美容関係))
「月に1回行っているので金浦だと助かる。(目的地が)ソウルなので。就航したと聞いた瞬間に予約した」

運賃は片道5780円から。中部空港と金浦空港を結ぶ直行便は約10年ぶりで、若い世代を中心に、円安の影響が比較的少ない韓国への旅行客を取り込めるか注目です。
(ピーチ・アビエーション 福島志幸 執行役員)
「日本の客は今海外というと、一番人気は韓国。もっと気軽に身近に、頻度よく何度も旅行してもらえるような環境を作るのがわれわれの使命」

これで中部空港の韓国便は週81便に増え、過去最高だった2019年の週76便を上回ります。さらに、ピーチは8月26日以降、この路線を1日2往復、週14便に増やす計画です。
