書店によりますと、受賞発表後から本を手に取る人が増えたということで、取材中にも購入する人の姿が…

(購入した女性は)
「大賞になる前からノミネートの段階で地元の方だし興味があった。一気に読めるタイプの本と聞いたので、土日に集中して読みたいと思う」

【きのう 本屋大賞の発表】
「阿部暁子さん カフネです」

9日、全国の書店員が年に1回売りたい本を投票で選ぶ「2025年本屋大賞」の発表会が東京で行われ、花巻市出身阿部暁子さんの小説「カフネ」が大賞に選ばれました。


弟を亡くした姉・薫子と弟の元恋人・せつなが反発しながらも食べることを通じて距離を縮めていく食と愛の物語で、県出身の作家が大賞を受賞するのは初めてです。