岡山県の特産品「烏城彫」が誕生から今年で100周年を迎えることを記念した展覧会が、岡山市北区の天満屋岡山店で始まりました。

立体的で木目を活かした繊細な彫りと、漆の光沢が美しい岡山県の特産品「烏城彫」です。会場には、1925年に烏城彫を生み出した初代・木口九峰さんの作品をはじめ、100年間の歩みを感じられる約190点が並んでいます。

月夜の岡山城を描いたこちらの作品は、4代目のスミス一三省吾さんと、木口ディアンドレさんの2人が1年かけて制作したといいます。

(スミス一三省吾さん)
「初代から僕たち4代目までの作品が並んでいるので、作風の変わっていった様子などを見てほしいです」

「烏城彫100年の歩み展」は、天満屋岡山店で今月14日まで開かれています。