鶴岡市の80代の女性が、防犯協会を名乗る男からの自宅への電話をきっかけに現金2000万円をだまし取られる特殊詐欺被害にあいました。
警察によりますと、去年6月、鶴岡市の80代の女性の家の固定電話に防犯協会を名乗る男から電話がありました。
男は女性に「あなたの名前が復興支援公社に登録されています」などと話したということです。
その後、女性の元には様々な立場の人物から電話があり、小学校に女性の名前でカネが寄付されていて不正送金に当たる、またこうした行為が違法であるなどと指摘してきたということです。
様々な問題を指摘され、女性は言われるがまま自宅を訪れた男におよそ800万円を渡しました。
さらに、女性は関係者が逮捕され裁判になるなどと言われ、供託金の名目で1000万円の支払いを求められたということです。
女性はこのほかにも、関係者の保釈金などを求められ、合わせて2000万円の被害にあいました。
女性は相手から裁判が終われば金を返すなどと言われていましたが、連絡が取れなくなったことから不審に思い、警察に相談して被害がわかりました。
警察は、実在する企業などを名乗り、未納料金や裁判費用などの架空の料金として現金をだまし取る詐欺が増えているとして注意を呼び掛けています。
注目の記事
「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「自分は小児性愛者、女の子にしか興味がない」 再婚相手の娘(8)とその友だち(7)2人に性加害 45歳の男は7年前にも同様の事件 事実上”野放し”に

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?

「朝起き上がれない…」“なまけ” と誤解されやすい起立性調節障害 不登校の児童生徒の約4割が苦しむ 適切な理解と支援を

世界陸上の競技直後にプロポーズした、されたスロバキア代表選手2人が東京大会は「婚約者」として「同日同時刻」スタート!当時の裏話や東京大会への意気込みを語る
