アメリカのトランプ政権による輸入車などへの関税政策を受け、日本の自動車業界のトップが「産業基盤が根底から瓦解しかねない」と強い危機感を示しました。
日本自動車工業会 片山正則会長
「自動車ビジネスはトランプ政権による追加関税の発動など不確実性が増し、サプライヤーの皆様とともに築き上げてきた産業基盤が根底から瓦解しかねない危機に立たされている」
日本自動車工業会の片山会長は武藤経済産業大臣との意見交換で、自動車などへの関税の適用除外に向けて「アメリカ側に粘り強く交渉いただきたい」と要望しました。
武藤経済産業大臣
「自動車業界は米国による追加関税の対応で厳しい状況に直面している」
武藤大臣は、関税によるサプライチェーンへの影響を踏まえ、「特別相談窓口の設置や、資金繰り支援などの対応策を打ち出した」と話しました。
政府は今後、関税の影響を精査し、さらなる支援策を検討する方針です。
注目の記事
「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「自分は小児性愛者、女の子にしか興味がない」 再婚相手の娘(8)とその友だち(7)2人に性加害 45歳の男は7年前にも同様の事件 事実上”野放し”に

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?

「朝起き上がれない…」“なまけ” と誤解されやすい起立性調節障害 不登校の児童生徒の約4割が苦しむ 適切な理解と支援を

世界陸上の競技直後にプロポーズした、されたスロバキア代表選手2人が東京大会は「婚約者」として「同日同時刻」スタート!当時の裏話や東京大会への意気込みを語る
