島根県雲南市三刀屋町で、3月、飼い犬が突然命を落とす事案が相次いで確認されました。保健所は死因の究明を急いでいますが、一体何が起きたのでしょうか。
川津幸寛さん
「18日になりますからね、犬が亡くなってから。朝は6時ごろから、夜も6時ごろから、ずっと一緒に歩いたところを歩いてます。ここでおしっこしたな、うんちしたな、なんて見ながら歩いてます」
こう話すのは雲南市三刀屋町に住む川津幸寛さん85歳。
最後の犬、と決め、8年間寄り添った愛犬「トラ」は、3月、突然命を落としました。

川津幸寛さん
「ここで横になっていた。死んだのはおそらく21日の9時くらいに。エサも食べたまんまのものを出していたので、ドッグフード」
トラが突然亡くなった8日後、川津さんの家に、ある留守電が入っていました。
(留守電)
「最近川の土手の方で、毒を食べてワンちゃんが死んだという事件があったそうですので、お伝えしておきます」
川津幸寛さん
「こういう電話があったんです。それでうちだけじゃないってわかった」
そう、愛犬を突然亡くしたのは川津さんだけではなかったのです。