西日本豪雨で被災し、閉鎖されていた倉敷市真備町の川辺郵便局が新築移転し、営業を再開しました。

きょう(8日)、営業を再開した川辺郵便局です。

2018年の西日本豪雨で天井まで浸水する被害を受け、閉鎖されていましたが、500メートル程離れた場所に新築移転されました。

川辺郵便局の再開で、真備町の郵便局は4か所に戻り、さっそく近所の人たちが訪れていました。

(地元の人)
「近くに(郵便局が)来てくれて本当にうれしい、這ってでも行ける距離なので。年金をいただく者としたら、郵便局が近いというのはありがたい」

ATMコーナーには、特産品の竹を使っているようにみえる壁紙も。また、室内のモニターでは、日本郵便と倉敷市がタイアップしたハザードマップなどの動画も上映されています。

(伊東香織 倉敷市長)
「施設が再開して元の生活取り戻していくというものが真備の復興につながっていくと思いますし、市もしっかりみんなで前に進んでいくようにがんばっていきたい」

新たなスタートをきった川辺郵便局です。地域の人に寄り添い信頼される郵便局をめざしたいとしています。