岩手県大船渡市で発生した大規模な山林火災は7日鎮火が宣言されましたが、岩手県内は空気が乾燥し、山火事の起こりやすい時期が続いています。

そんな中、矢巾町などで8日火の取り扱いへの注意を呼びかけるパレードが行われました。矢巾町など盛岡広域の7つの市と町で行われたパレードには、森林管理署や消防署の署員など70人が参加しました。
県内では2024年1年間で33件の山火事があり、2月には大船渡市で大規模な山林火災が発生しました。

県は、空気が乾燥し風の強い日が多く、山火事が発生しやすい3月から5月を「山火事防止運動月間」に定め注意を呼びかけています。

(盛岡地区山火事防止対策推進協議会 髙橋忠幸会長)
「山火事の発生の原因は、野焼きやゴミ焼きがほとんどですので、特に風が強い日、乾燥が続いている時には、極力そのような行為はやめていただきたい」
(呼びかけ)
「春は空気が乾燥して山火事が起こりやすい季節です。たばこの吸い殻、たき火には十分注意しましょう」
パレードでは、「山火事注意」と書かれたステッカーを貼った車を走らせながらスピーカーを使って火の取り扱い注意を呼びかけていました。