フランチャイズチェーンに加盟し、焼き肉や鍋料理店を運営していた箕輪町の「ザ・ミート」と関係会社2社が、3月26日に長野地方裁判所伊那支部から破産手続き開始の決定を受けました。
負債は3社合わせておよそ1億4000万円に上るとみられます。

民間の信用調査会社、帝国データバンク松本支店によりますと、破産手続き開始の決定を受けたのは、いずれも箕輪町の「ザ・ミート」と、関係会社の「メイマーズ」、それに「ワイエス」の3社です。

「ザ・ミート」は2011年10月に設立され、フランチャイズチェーンに加盟して焼き肉や鍋料理店を運営していました。

また、「メイマーズ」と「ワイエス」は、それぞれ2007年1月と2012年8月に設立され、同じく焼き肉や鍋料理店を運営していて、松本市や伊那市、岡谷市、東京都八王子市、山梨県南都留郡などに出店していました。

新型コロナの感染拡大の影響で売り上げが減少し、店舗を縮小するなどしましたが、資金繰りがひっ迫したことから事業の継続を断念し、2024年5月頃には店舗を閉鎖していました。

負債は3社合わせておよそ1億4000万円に上るとみられます。