北朝鮮の平壌でおよそ6年ぶりに国際マラソン大会が開催されました。今の首都・平壌の様子を外国人ランナーに聞いてみました。
おととい、北朝鮮の首都・平壌で開かれたマラソン大会。選手たちはスタジアムを埋め尽くした、およそ5万人の観客の声援で迎えられました。
北朝鮮メディアによりますと、大会には中国やルーマニア、モロッコなど、およそ45の国と地域から200人ほどの外国人が参加。このマラソン大会は、故・金日成主席の誕生日に合わせて、新型コロナウイルスの感染が拡大する前の2019年まで毎年開かれていて、今回は6年ぶりの開催となりました。
ランナーたちは「金日成広場」の前など平壌市内を駆け抜けました。フルマラソンの優勝者は、男女ともに北朝鮮の選手でした。
優勝した北朝鮮選手
「つらい時は我々の国民が見てくれていると思い、乗り越えて優勝することができました」
きょう、中国・北京の空港に到着した参加者らは。
参加した中国人
「5泊6日で2100ユーロ(約34万円)でした」
参加したイギリス人
「主に平壌に滞在しましたが、1日だけ郊外の故・金日成主席の生誕地を見学しました」
参加したスペイン人
「北朝鮮に6年間入れなかったので、良い経験になりました」
参加した選手たちは、こんな体験も。平壌を走る地下鉄に乗ったり、ライトアップされた街の中を見学したりする機会もあったということです。
新型コロナの流行以降、外国人の渡航を制限している北朝鮮ですが、今回のマラソン大会を機に制限を緩和するか注目されます。
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