福岡県北九州市の新たなごみ処理施設が完成し、8日、報道陣に公開されました。ごみ焼却の熱を利用した発電能力が3倍に向上しています。

北九州市小倉北区に新たに完成した日明工場は、旧施設の老朽化に伴い、隣に建て替えられたもので総事業費はおよそ522億円です。

新たなごみ処理施設では、ごみを焼却する際の熱を利用した発電能力が3倍に増えたほか、停電した時外部の電力に頼らずに稼働できる非常用の自家発電設備を備えています。

また、見学者向けにごみが焼却される流れを体感してもらう映像も用意されています。

北九州市・循環社会推進部 堤雄治 施設課長
「日明工場は北九州市の中心になりますので非常に重要な設備。この施設を安全に継続的に維持管理していくことが大切」

新たなごみ処理施設は、1日あたり508トンを焼却可能で今後30年間、使用される予定です。













