パレスチナ自治区ガザでの戦闘停止や人質解放をめぐってイスラエルのネタニヤフ首相は「新たな案」に取り組んでいることを明らかにしました。

ネタニヤフ首相
「新たな取引に取り組んでいる。うまくいくことを願っている」

アメリカのトランプ大統領との首脳会談で、ネタニヤフ首相はこのように述べるとともに、イスラム組織ハマスの壊滅と、ハマスが拘束している人質の全員解放を実現させる決意を示しました。今年1月に発効した停戦合意はイスラエルの攻撃再開により事実上崩壊していますが、人質の解放に向けて打開策を検討しているものとみられます。

また、ネタニヤフ首相は、トランプ大統領が表明したアメリカがガザを所有し再開発する構想をめぐり、「ガザの住民を受け入れる意向を持つ国が複数ある」と指摘し、トランプ氏と話し合ったことを明らかにしています。