宮崎市フェニックス動物園が、毎年、春休みに実施してきた動物総選挙が10回目を迎えました。
今回は、長い耳が特徴的な「ミミナガヤギ」たちの選挙です。どんな子が1位に選ばれたのでしょうか?

日本国内の動物園で飼育されているのはとても珍しいという「ミミナガヤギ」。
パキスタン原産のヤギで、長く垂れ下がった耳、そして、ねじれたツノが特徴です。

(垣内沙耶記者)
「若手からベテランまで、8頭が立候補したミミナガヤギ総選挙。16日間の選挙戦で、候補者たちは、有権者に必死のアピールで支持拡大を図りました」
今回、動物園が企画したのが「ミミナガヤキ総選挙」。
ミミナガだけど耳が短いユイ・13歳、顔にうどん模様があるウドン・6歳、美しいツノのララ・4歳、小顔のアイドルフェイス、モチ・4歳など8頭のヤギたちが立候補しました。

園内とウェブでの投票は6日で締め切られ、7日、結果が発表されました。
(飼育員)「1位になったのは、ウイちゃんです!」
有効投票数722票のうち、156票を獲得して1位に輝いたのがこちらの「ウイ」。


人気の理由は・・・?
(飼育員)
「このすらっと伸びたツノ、愛らしいお顔、すべてです」

ウイは、人工飼育で育てられたため、とっても人懐っこく、飼育員と遊ぶのが大好きなんだそうです。
(垣内記者)
「見てみてどうですか?ウイちゃんは」
(来園者)
「かわいい。めっちゃかわいい」
「(触って)慣れてくると気持ちよさそうにするのがかわいかった」
「かわいかった」

ところで、一見するとみんな似ているように見えるミミナガヤギたち。見分けるポイントは???
(宮崎市フェニックス自然動物園 関希美さん)
「一番最初に見分けがつくのは、白い模様がどこについているかが特徴の子がいるので、そういった子を最初に見つけてもらって知ってもらうのがいい。ぜひ、ミミナガヤギという動物をしってもらいたいと思うので、ぜひじっくり観察してほしい」


動物園では今月13日にセレモニーを開催し、1位に輝いたウイにおいしい青草をプレゼントするということです。














