女子サッカーなでしこリーグ1部のヴィアマテラス宮崎。開幕から3連敗と苦戦する中、6日にいちご宮崎新富サッカー場で行われたホーム戦で、待望の今シーズン初勝利を飾りました。
(髙橋美苑リポーター)
「3連敗中で迎えるホーム第2戦。今シーズン初勝利を目指します!」
(サポーター)
「きょうは初勝利!勝つぞ!」
「ヴィアマテラス頑張るぞ!オー!」
今シーズン初勝利をかけてホーム2戦目に臨んだヴィアマテラスは、千葉のオルカ鴨川FCと対戦しました。
相手は、開幕から3試合連続無失点と堅い守備が特徴。
一方、ヴィアマテラスは、キャプテンの嘉数がけがで離脱し、厳しい状況となっています。
勝敗を左右するカギについて、今シーズンもホーム戦の実況を務めるMRTの古田とわアナウンサーは
(MRT 古田とわアナウンサー)
「相手は3試合ともクリーンシートの(最後まで失点しない)守備に定評があるチームなので、そこをどのように崩すのか。ベテランの福丸選手が復帰するので、注目している」
古田アナが注目するベテランの福丸は、前線でボールを収めて展開し攻撃の起点となります。
そして、前半28分には、ヴィアマテラスが間接フリーキックのチャンス。ゴール前で混戦となりますが、相手の体を張ったディフェンスに阻まれます。
前半を0対0のまま折り返し、一進一退の攻防が続く中、均衡が破れたのは後半25分。
板倉がゴールライン際を切り込み、ラストパス。走りこんだ川添がダイレクトでシュートを決めます。
(ヴィアマテラス宮崎 川添ゆず選手)
「楓さん(板倉選手)からすごく優しいボールを落としてもらったので、自分は打つだけでよかったので、楓さんやその前につないでくれた人たちに感謝したいです」
オルカ鴨川も反撃に出ますが、ヴィアマも集中を切らさず、気迫あふれるスライディングなど、全員で1点を守り抜きます。
迎えた後半アディショナルタイム。
キーパーが弾いたボールを有馬が豪快に蹴りこみ、ダメ押しの追加点。2対0とします。
ヴィアマテラスは連敗を3でストップし、今シーズン初勝利を飾りました。
(サポーター)
「かっこよかったです。」
「やっぱり勝つということはうれしいです」
「次回も絶対も勝つぞ!オー!」
(ヴィアマテラス宮崎 水永翔馬監督)
「相手より走って球際で戦って、こけても立ち上がって、また次プレーしていくところが全面的に(前回に比べたら)出たので、それが勝利につながったと思ってます」
(ヴィアマテラス宮崎 松井彩乃副キャプテン)
「勝ち続ければ、もっと多くの人たちが足を運んでくださると思うので、私たちは結果にこだわって、これからも戦っていきたい」
ヴィアマテラス宮崎、次節は、今月12日、ニッパツ三ツ沢球技場(横浜市)で行われるアウェー戦で日体大SMG横浜と対戦します。
※MRTテレビ「Check!」4月7日(月)放送分から














