畜産農家の課題解決につながる、新しい排水処理技術の実用化に向けて、沖縄科学技術大学院大学=OISTと県外企業がライセンス契約を結びました。OISTと契約を結んだのは、石川県で浄化槽などを製造する「ニッコー」です。
新しい排水処理技術は、有機物の分解と硝酸の除去を同時に行い、畜産農家の費用負担の軽減だけでなく、排水から派生する悪臭などの対策にも繋がるものです。
▼貝沼真美 客員研究員「今後、畜産業の持続可能な発展と環境保全が期待されていて、こういった技術を私たちは沖縄から発信、国内海外への展開を目指していければと思っていまして」
この技術はより実際の運用に近い形で検証が続けられ、2027年度中の実用化を目指すということです。