6日、中央道や東名高速など中日本高速道路の管内で発生したETCのシステム障害は、現在も復旧の見通しは立っていません。

中日本高速道路によりますと6日午前0時半ごろ、ETCの制御システムに障害が発生した影響で、中央自動車道や東名高速など1都6県にわたる16路線で、スマートインターチェンジや料金所のETC専用レーンが使用できなくなっています。

中日本高速道路は会見で、障害は5日に実施したシステムの改造作業が影響した可能性があると明らかにしました。現在のところシステム復旧のめどは立っていないということです。

警察によりますとこの障害で発生した渋滞が原因で、愛知県内でこれまでに6件の交通事故が発生し、このうち豊橋市では車5台が絡む事故で足の骨を折る重傷1人を含む8人がけがをしたということです。