イスラエル軍は、パレスチナ自治区ガザの南部を分断する「モラグ回廊」で作戦を開始したと発表しました。

イスラエル軍は5日、ガザ南部のハンユニスとラファを分断する「モラグ回廊」で活動を始めたと明らかにしました。その一環として、ラファにあるイスラム組織ハマスの拠点の破壊や、テロリストの排除も行っているとしています。

また、パレスチナ通信は5日、ハンユニスにイスラエル軍のドローン攻撃があり、6人が死亡したと報じました。ガザ保健当局によりますと、先月、イスラエルが攻撃を再開して以降の死者は1300人を超えています。

国連は、ここ2週間で28万人を超える住民が避難を強いられているほか、ガザの65%が立ち入り禁止になっているか、退避命令が出ていると発表しています。