岡山のあの人気銘菓がお酒になりました。大手饅頭伊部屋が大手まんぢゅうを使った発泡酒を開発し、きょう(4日)、先行販売が始まりました。大手まんぢゅうが原材料として使われている発泡酒、その名も「独歩大手まんぢゅう黒生」です。

(柏野仁弥キャスター)
「このあと仕事がありますので。後口に大手饅頭を感じます」

大手饅頭伊部屋が、売り場に出ることがなく在庫となってしまった商品を生かすことができないかと、岡山市に本社を置く宮下酒造と協力して開発したものです。
醸造する際に饅頭をそのまま使用。味の調整など約2年の開発期間を経て完成にこぎつけました。
(宮下酒造マーケティング部 狩山太郎さん)
「お菓子とビールでかけ合わせたものが今までなかったので、新たな取り組みということですごくおもしろいものができんじゃないかなと思いました」
(大手饅頭伊部屋常務取締役 大岸聡武さん)
「大手まんぢゅうをそのまま食べておいしいと言っていただけるのも嬉しいですけど、大手まんぢゅうの新しい価値だったり、新しいお客様に知っていただくきっかけになればいいと思っております」

「独歩大手まんぢゅう黒生」は、きょう(4日)から大手饅頭伊部屋京橋本店などで先行販売されていて、10日からは、JRの駅の各土産物店やスーパーなどでも販売されるということでます。