リハビリテーションについて専門的に学ぶ専門職大学の入学式が行われ、およそ100人の新入生が夢や希望を胸に入学しました。

高知リハビリテーション専門職大学に入学したのは理学療法学、作業療法学、言語聴覚学の3つの専攻科で学ぶ99人です。

この大学は専門的な職業教育を行う「専門職大学」として2019年、全国で初めて開学しました。

式では宮川哲夫学長が「市民や患者の問題解決につながる援助を誓ってほしい」とあいさつした後、新入生の代表がこれからの4年間の決意を述べました。

(言語聴覚学専攻 門脇來愛さん)
「私たち一人一人がリハビリテーションの専門家となる者としての自覚と志を常に持ち、日々の勉学に励んでいきます」

自身の経験や専門的な知識など、さまざまな理由で専門職大学を選択した新入生たち。夢に向かって学ぶ4年間がスタートしました。

(理学療法学専攻)
「高校3年のとき骨折をしたときに、理学療法士の人にリハビリしてもらったのがきっかけ。患者に寄り添った理学療法士になりたい」

「頑張るぞー!」

「人の心に寄り添える理学療法士になりたい」

「ふつうの大学で学べる知識や種類がたくさんあること。それを活用してふつうの理学療法士よりも深い知識を持った人になりたい」

大学では2025年度から電子教科書を導入するなどより精度の高い授業カリキュラムを展開する予定です。