先月(3月)発生した岡山県南部の山林火災は、今も鎮火に向けた作業が続けられています。そんな中、同様の火災を防ぐため、岡山市消防局が住民に防火指導を行いました。

(消防局の職員)
「屋外で火を取り扱う際は注意していただけたら」

消防局の職員が住宅を訪問し、焚き火をする際の注意を呼びかけます。

先月、発生した岡山県南部の山林火災。現在も14人体制で鎮火にむけた作業を続けています。

防火指導はこのような火災を防ぐため、岡山市消防局が山すその地域を中心にきょう(4月3日)から始めました。

管内で昨年起きた山林火災は8件。そのうち6件は焚き火が原因だということです。

(住民)
「(焚き火など)今までやってきたから大丈夫という安易な気持ちが山林の類焼につながった事例が過去にある。我々も変えていかないといけない」

消防局では、焚き火をする際は事前に届けを出すとともに、対策をとってほしいと話します。

(岡山市消防局予防課 板谷雄一さん)
「やむを得ず焚き火をする場合は消火の準備・監視・その場を離れない・周りに燃えるものがないところで実施する」

消防局は今月30日まで各地で防火指導を行う予定です。