例えば、ワインの瓶を洗浄する機械は、水を出したり止めたりする機能に「ガスの逆流を防ぐ弁」の仕組みが生かされています。

宮入バルブ製作所 石原正博ワイン担当部長:
「ガスが流れて急に多く流れたときには、その多く流れるのを止める。遮断して事故を防ぐといった部分に使われる」

さらに、ワインの瓶詰をする装置にはガスの量をはかる技術が生かされています。

宮入バルブ製作所 石原正博ワイン担当部長:
「LPガスは容器や貯槽というものに保存されているが、その中身が一般的にはわからない。その中身がわかるようにするために液面計という機器が付けられている」

この技術を瓶詰の工程で応用。
タンクにセンサーなどを取付け、タンクに流すワインの量を自動的に一定に保つ仕組みを作りました。これにより作業効率が増したということです。

宮入バルブ製作所 石原正博ワイン担当部長:
「自分たちで作った醸造機器を使って、色々改善でき、そういうかたちで発展してきている」