南海トラフ地震に備えます。
九州電力が災害発生時にドローンを使って物資輸送を行う訓練を行いました。
九州電力は、年に2回、南海トラフ地震などを想定して停電やインフラ被害に対応する訓練を行っています。
2日は、地震による土砂崩れなどで宮崎市の高岡ダムへと続く道路が寸断したほか、配電線が倒木で切断され、ダムが予備電力に切り替わったという想定で訓練を実施しました。
(三浦功将記者)
「予備電源でダムの電力を確保できるのは、およそ3日。それまでに燃料を補給しなければいけません。そこで活躍するのがドローンです」
今回の訓練では初めてドローンを活用。
(訓練の参加者)
「倒木か所、確認です。車が通行できないようです」
参加者たちは、ドローンから送られてくる映像で道路の状況を確認したあと、予備発電機の燃料を別の資材運搬用のドローンで吊り下げて運びました。
(九州電力宮崎支店土木建築グループ 松尾朝喜グループ長)
「新しい技術を積極的に活用して、より効果的な対応が図れるように努めていきたい。地域の防災対応にも役立てるように取り組んでいきたい」
九州電力は、ほかの県でも同様の訓練の導入を検討したいとしています。
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