4月6日から始まる「春の交通安全県民運動」を前に、福岡県遠賀町では2日、白バイやパトカーの出発式が開かれました。

2日午前11時、遠賀町中央公民館で開かれた「春の交通安全県民運動」の出発式には、警察や住民など160人が参加しました。

福岡県内では、去年までの5年間で歩行中の交通事故の死傷者数は、7歳の子どもが261人と全年齢で最多となっています。
小学校の新1年生が入学する時期にあたることから、歩行者が安全に通行できる環境を確保することが重点目標に掲げられています。
折尾警察署 村上弘樹 交通管理官
「子供が交通事故の被害に遭わないためには、子供自身に正しい交通ルールを身につけてもらう事が大事」
警察は悲惨な事故を減らすため、スピード違反や横断歩行者妨害、飲酒運転を重点的に取り締まる方針です。