気温の上昇とともに毎年春先は水難事故が増える季節となっています。こうした中、春休み中の子どもたちを対象にいざというときに命を守る行動がとれるよう着衣泳の体験教室が新潟市で開かれました。

新潟市 西区のスイミングスクールで2日、行われた着衣泳体験。

この教室は川や海で溺れた時に、服を着た状態でも慌てずに命を守る行動を学ぶため毎年開かれています。

参加したのは春休み中の4歳から中学2年生までのおよそ50人。

呼吸がしやすくなるように、あおむけで泳ぐ方法や服を着た状態と水着と比べ泳ぎやすさの違いを学んでいました。

【体験してみて】「水が入って泳ぎにくかったです」

【体験してみて】「水着じゃないから泳ぎにくくて、速く泳いだらスタミナが倍ぐらい減る」

【体験してみて】「少しでも疲れない泳ぎをしたりすることを学びました」

【アクシー中央 鷲尾雅 所長】「命を守るのに季節は関係ないと思うので、もし溺れてしまったら焦らずに、きょうやったことを思い出していただきたい」

また、水難事故に遭わないために一人では川や海に近づかないよう呼び掛けていました。